<3000文字チャレンジ> 石にまつわる不思議な事

こんにちは、えりです!

このブログは、3000文字チャレンジ参加の為に開設しました。

 

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今回のお題は「石」なので、石について書きます。

ツイッターで #3000文字チャレンジ を検索すると、他の人の記事もたくさん出てきますよ。

 

石の不思議

さて、石には古来よりパワーが宿ると言われていて、世の中には科学では解明されていない不思議な話がまだまだたくさん存在します。

 

カリフォルニア州の “ひとりで移動する石” はご存知でしょうか。

デスバレー国立公園には、自分で動く重さ約300kgほどの石があるのだそうです。

 

「そんなバカな!」と思うかもしれませんが、写真を見るとなるほど、石の後にちゃんと移動した跡が残ってるんですよね。

 

石がひとりで勝手に動くなんて、あり得るのでしょうか?

 

この現象、つい最近まで原因がわからず様々な憶測が飛び交ってましたが、2014年にアメリカの研究チームによって風と雨と氷の絶妙なバランスで起こる自然現象だと解明されました。

 

…まあ、そりゃそうですよね。

分かってしまえば「なーんだ」とスッキリする反面、宇宙人説とかじゃなくてちょっと残念 (笑) それはちょうど、サンタクロースが存在しないと知った時の気分に似ているかもしれません。

 

私が小学生だった昭和後半はオカルトブームだったので、こういった不思議な話が周りにいっぱい溢れてました。

当時テレビでよく放送されていたUFOや心霊特集、埋蔵金探しに、子供向けのホラーマンガ。不思議は話は子供心をくすぐり、ワクワクしたものです。

 

「大人になるという事は、世の中はこんなものだと悟る事だ」と言う人がいますが、確かに何もかもが新鮮でワクワクしていた世界は、大人になるにつれてどんどん現実的になっていきました。

 

自分でどこへでも行ける自由は手にしたけれど、小さい頃の思い出の場所に久しぶりに行ったら想像していたほど大した事がなかったり、遊園地は夢のワンダーランドではなくなって、ドキドキだった夜のファミレスは、単に夜のレストランという事実があるだけ。

 

今住んでる場所もある程度大人になってから来た町なので、全く思い入れがない訳ではないんですけど、大して愛着はないんですよね。

 

それよりも思い出すのは、若い頃過ごした景色。

ある程度の年齢に達すると、初々しい感性を持っていた頃がたまらなく懐かしくなります。

石、好きですか?

そんな大人になった今でも、石については神秘的な部分が多く残されていると感じています。


パワーストーンはキラスピさんの間でも人気アイテムですし、日本にはキツネが閉じ込められた石みたいな伝説も残されたりしてるようで、やっぱり面白いと思うのです。

 

そう言えば、いつか私の知り合いが、パートナー募集中の人の枕元にローズクオーツを置く事を勧めたら、全員がすぐにパートナーが出来たといつか熱弁してました。

責任は持てませんが、本当かどうか興味あるので誰か試してみてください(笑)

 

まあ、 ひと言で “石” と言ってもパワーストーンのような石もあるし、胆汁が結晶化したものも胆石という石と呼ばれて色んな石がありますよねー。

 「石のように」というの頑固な様子で「石ころのような存在」というと、“いるかいないか分からない” という残念な意味になります。

 

私が人生でいちばん衝撃的だった石を挙げるとしたら、人面石ですかねー。


人面石というのは、人の顔のように見える石の事で、これも90年代のオカルトブームで生まれた言葉だと思います。

当時流行った人面犬に便乗して色んな人面シリーズが出現した中のひとつですね。

 

人面犬ブームは、あるラジオ番組に投稿された1枚のハガキから始まりました。

夜、人間の顔をした犬が「うるせーんだよ!」と吐き捨てて走り去ったという内容のハガキがきっかけとなり、次々と目撃情報が寄せられるようになったのです。

 

そのうち、街角で捨て台詞をはいて消えるとか、深夜の高速道路で100kmのスピードで追いかけてくるとか様々な噂が日本中を駆け巡りました。

 

何であんなに流行ったのかは謎ですが、人面犬は一躍ブームになり、同時に人面ブームも到来。便乗して人面魚とか人面まんじゅうとか人面虫とか、人の顔に見える人面〜シリーズが次々と登場しました。

(時間があれば、人面まんじゅうってググってみて欲しいですw 鳥肌立ちますよ。)

 
そんな中、あるおじいちゃんにスポットライトが当たった事があります。

そのおじいちゃんは、暇さえあれば人の顔に見える石を探しに行くのが趣味という事で “人面石を収集するおじいちゃん” としてニュースで特集されたのです。

 

人面石…。

 

私は小さい頃、河原でよく丸くてかわいい石を見つけて家に持って帰っていたのですが「石は人の念が入りやすいのでむやみに拾って来てはいけない」と聞いて、子供心にめちゃくちゃビビって、今まで拾った石全部を捨てたばっかりでした。

 

そんな時観たテレビ画面に映るおじいちゃんの部屋に所狭しと並ぶ人面石は、あまりにも壮観で。

 

「石の顔はそれぞれ個性があって楽しいです。」とおじいちゃんは笑顔でコメントしてましたが、私はもし夜中に顔のついた石がたくさん並んでるのを見たら、恐怖で凍りつくに違いありません(笑)

石は嫌いじゃないけど、これだけは勘弁。

不思議だから面白い

石と言えば、私の記憶で真っ先に思い出されるのが運動場の石拾いです。

 

私の小学校では、10月に行われる運動会の練習が始まる頃になると、生徒はみんな裸足で過ごすという決まりがありました。


この時期は授業を受ける時も運動場に出る時も、登下校時以外はいつも裸足。

鋭い石を踏んだら危ないので、全校朝礼の後に校庭に落ちてる小石をひとり10個拾ってから教室に戻るのが恒例でした。

 

全校生徒1000人にも満たないとはいえ、全員が小石10個も拾ったらすごい量です。

あっという間に校庭の片隅にはみんなが拾った小石の山が出来るのですが、その割には拾っても拾っても、まだ小石があるんですよね。

 あんなに拾ったのに、来年も再来年もずーっといつも小石落ち続けてるし。

 (不思議に思ってましたけど、今になって考えると当たり前か。)

 

そう言えば、運動場左側はでっかい岩のような壁になっていて、向こう側に何があるんだろう?と小学校低学年の時はいつも想像してました。

 

実際はただ森が広がってただけだったんですけど、私は「もしかしたら、あそこが世界の端っこかもしれない。」と本気で思ってました。

 

当然そんな訳はなく、世界は丸いので端自体が存在しないと知ってガッカリ。

 

子供の時って無知ですが、その分不思議を楽しみたいっていう余裕がありますよね。

 例えば学校七不思議なんかも、不思議大好きな子供たちの願望ではないでしょうか。

 

私たちの学校は当時開校10年も満たない新しい学校だったので、お化けが出る雰囲気ではなくてつまらないと思ってましたが、ある日1度だけ昇降口の壁に浮かび上がる骸骨のような顔が話題になった事があります。

 

ついに我が校にも不思議が出来たか!と喜んだものの、後で実は○○君が掃除中にふざけてモップで描いたものだった事が判明。

 

うっすらそうかなあという気もしたけれど、本当にお化けだったら面白かったのに。

 

おわりに

 

現在、ノンフィクションばっかり読んで、ハリーポッターを観て「空飛ぶとかあるわけないでしょ」とか言っている人間と同一人物とは思えませんが、不思議な事は今でも起こって欲しいと思っているし、そういう事を楽しむ感性はいつまでも持っていたいものです。

 

3000文字、お題があってそれに合わせて書く文章ってやっぱり難しいですね。

毎週これに参加してる方々はすごいです。

 

最後までお読みいただき感謝です。